研究会は全国各地の会員および目的を同じくする他の団体と協力して、 調査研究にとどまらず、その保護や人との共存のためにさまざまな問題に取り組み、 数々の成果を成し遂げてきました。
年号 |
内 容 |
1981年 |
- 5月3日 日本イヌワシ研究会発足
- 初代会長に阿部明士氏が就任
- 奈良県・福井県で合同調査
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1982年 |
- 鳥取県・石川県で合同調査
- イヌワシ生態記録映画製作開始(撮影協力)
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1983年 |
- 第1回シンポジウムを東京で開催
- 静岡県・長野県で合同調査
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1984年 |
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1985年 |
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1986年 |
- 第4回シンポジウムを名古屋で開催
- 大分県で合同調査
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1987年 |
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1988年 |
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1989年 |
- 第7回シンポジウムを長野で開催
- 記録映画「イヌワシ風の砦」完成、各地で上映会
- 福井県で合同調査
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1990年 |
- 第8回シンポジウムを滋賀で開催
- 山形県葉山林道工事に関して、地元の保護団体と合同調査
- 大分県での高圧送電線工事への対応
- 山形県で合同調査
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1991年 |
- 10周年記念シンポジウムをオオタカ保護ネットワークと合同で開催(栃木)
- (財)日本自然保護協会と協力して秋田県田沢湖町のリゾート開発に関して、3ヶ年計画で調査を開始
- 秋田県田沢湖で合同調査
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1992年 |
- 「イヌワシ保護対策の具体的施策の計画書」を策定し、その実施に向けて関係省庁へ陳情
- 秋田県田沢湖町における調査および中間報告
- 富山県での林道・送電線工事への対応
- 「種の保存法」においてイヌワシを希少野生動植物種に指定するよう環境庁に要請
- 熊本県で合同調査(九州の個体群を把握)
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1993年 |
- イヌワシの生息繁殖状況調査結果およびイヌワシ保護対策の具体的施策の計画書の公表(新聞発表)
- 秋田県田沢湖町における調査と最終報告書の作成
- 大分県でふ化しない卵の原因調査の実施
- マーカー装着による幼鳥分散調査の開始
- 北海道における生息予備調査の実施
- 「地球環境基金」からの助成金交付決定
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1994年 |
- 秋田県田沢湖町の調査結果を(財)日本自然保護協会と公表し、生息地は保護されることになった
- 北海道での合同調査によりイヌワシの繁殖個体群を発見
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1995年 |
- 北海道野生生物保護公社と「Eagle Forum in 北海道」を共催
- 環境庁委託の「希少野生動植物保護増殖事業(イヌワシ)」始動
- 広島県で合同調査
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1996年 |
- 新潟県奥只見で合同調査
- 15周年記念シンポジウムを長野で開催
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1997年 |
- 国の希少猛禽類調査に、プロジェクトチームを作って協力(2001年まで)
- 日本動物園水族館協会と人工増殖での協力体制の確立へ向けて初会合
- 群馬県新治村でミニ合同調査
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1998年 |
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1999年 |
- 名古屋で事業業績発表会を開催
- 新潟県飯豊山で合同調査
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2000年 |
- 第2代会長に浅川千佳夫氏が就任
- 会ホームページ開設(2月)
- 大分・宮崎・熊本県境で地元観察者と合同調査(分布調査)
- 事業実績発表会の実施(名古屋)
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2001年 |
- 20周年記念シンポジウムを山形県八幡町「国立猛禽類保護センター」にて開催
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2002年 |
- 奈良県で合同調査
- 環境省委託の「希少野生動植物保護増殖事業(イヌワシ)」を会員個人対応事業へ変更
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2003年 |
- 第12回シンポジウムを長野で開催
- 石川県で合同調査
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2004年 |
- 第13回シンポジウムを新潟で開催
- 静岡県中部山岳地域で合同調査
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2005年 |
- 資源エネルギー庁に対して、兵庫県段ヶ峰ウィンドファーム事業に対する意見書の提出
- 福島県南会津地方で合同調査
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2007年 |
- 第3代会長に小澤俊樹氏が就任
- 群馬県みなかみ町周辺地域で(財)日本自然保護協会と共同調査
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2008年 |
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2009年 |
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2010年 |
- 環境省の風力発電施設立地適正化のための手引き」に対するパブリックコメントを提出
- 北海道大雪山周辺地域で合同調査
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2011年 |
- 西奥秩父周辺地域にて合同調査
- 30周年記念シンポジウム(東京日本橋)を初めて公開形式にて開催
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2012年 |
- 第17回山階芳麿賞を団体として初めて受賞
- 青森県下北半島にて合同調査
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2013年 |
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2014年 |
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2015年 |
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2016年 |
- 岩手県北上高地にて合同調査
- 経済産業省/環境省/林野庁/岩手県に対して、宮古岩泉風力発電事業に対する見直しの意見書を提出
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