ようこそ!日本イヌワシ研究会へ

イヌワシはおもに北半球の山岳地帯や開けた草原地帯に生息する大型の猛禽類です。日本でも北海道から九州の山岳地帯に生息していることが知られていますが、その生息状況は危機的状況に置かれています。

当サイトでは、イヌワシの生態とその現状、そして彼らを見守り続ける日本イヌワシ研究会の活動について紹介しています。

巻頭トピック:絵本「イヌワシの棲む山」

南三陸町「山さ、ございん」プロジェクトと、その活動のひとつ「自然と暮らしの物語」からイヌワシにまつわる絵本をご紹介します。

絵本「イヌワシの棲む山」

巻頭トピック:つがい数の減少と繁殖成功率低下の33年間の推移

最新(2014年)の生息・繁殖状況調査報告はこちら

イヌワシは日本の森林生態系の頂点に立つ大型猛禽類で、種の保存法により国内希少野生動植物種に指定され、環境省レッドデータブックに絶滅危惧ⅠB類(EN)として記載されている希少種です。本種の絶滅回避に向けた適切な保護のためには、全国のイヌワシの生息数と繁殖成功率を知ることが極めて重要です。

日本イヌワシ研究会(以下、研究会)は、1981年の創立時より、研究会の基幹事業として「全国イヌワシ生息・繁殖状況調査」を続け、日本のイヌワシの生息状況をモニタリングしています。モニタリング結果は 5 年ごとに研究会発行の機関誌「Aquila chrysaetos」に公表しており、これらの成果は日本のイヌワシの保護施策の立案と実施に役立てられてきました。

以下のグラフは、1981年から2010年までの結果(Aquila chrysaetos No.25, 2014にて発表済み)に2011~2013年までの最新情報を加え、過去33年間の日本のイヌワシの生息つがい数と繁殖成功率の変化をまとめた最新のものであり、その推移からイヌワシの置かれた現在の危機的状況を読み取ることができます。

機関誌「Aquila chrysaetos」
kikanshi
日本イヌワシ研究会が発行するイヌワシに関しての研究・観察報告等を載せた機関紙。
記録映画「イヌワシ風の砦」
kazenotoride
日本イヌワシ研究会全面協力の下、日本各地のイヌワシの生息地を7年間にわたり追い続けた記録映画の秀作。
イヌワシの生態と保全
seitaitohozen
Golden Eagle研究の大家であるジェフ・ワトソン(英)による世界のイヌワシ研究の集大成とも言える著作。
日本のタカ学 生態と保全
nihonnotakagaku
生態系の保全や環境アセスメントに携わる人たちに必読の日本で初めてのタカ類の専門書。