年度別の調査ペア数と成功率

数値は「成功ペア数/調査ペア数」で表示されています。 ペア数は調査実施数です。実際の生息ペア数とは必ずしも一致しません。 最新のデータ集計期間は1996年~2015年です(2017年2月更新)。

繁殖成功率の変化

生息・繁殖状況調査は、イヌワシ研究会の重要な事業の一つです。日本全国にイヌワシは何羽生息しているのか。また、そのうちペアを形成して繁殖に成功、もしくは失敗している個体は何羽いるのか。イヌワシの保護を進めていく上で重要な生 続きを読む →

ペア数の減少

1981年の調査開始時は、135ペアのモニターから始まりました。 2013年現在は308ペアを把握し、登録しています。登録ペアの他に、会員が目撃または生息推定しているペアが全国で32ペアと報告されていることから、国内のイ 続きを読む →

全国合同調査

イヌワシ研究会が全国組織として発足したきっかけは、1980年に三重県鈴鹿山地で行われた合同調査でした。 現在のように通信手段も発達していなかった時代に、全国に散らばるイヌワシのアマチュア研究者が一堂に会し、「イヌワシの活 続きを読む →

保護の取り組み

【1】AKAYAプロジェクト(林野庁・関東森林管理局・日本自然保護協会) 本プロジェクトは、群馬県みなかみ町を中心とした新潟県との県境付近に広がる国有林を対象に、林野庁・関東森林管理局・日本自然保護協会が、地元の協議会と 続きを読む →

保護の必要性

なぜイヌワシの保護が必要なのでしょうか? 自然界の生態系のバランスは様々な生物が生息してはじめて保たれます。 イヌワシはクマタカなどと共にその分布域の森林生態系における食物連鎖の頂点に立ち、 生態系のバランスを保つのに重 続きを読む →